2025-11

日々の気づき

静まって知る

毎日、忙しさの中で、本当の自分を見失っていませんか?古代の言葉に「静まって、わたしがいることを知れ」とあります。この「わたし」は、本当の自分自身です。私たちは、外部からの刺激に応答する中で、根本的な問い——私は誰なのか、何が好きなのか、何を望んでいるのか——への答えを見失っています。63歳でうつ病になり、静寂を余儀なくされた時、初めて、本当の自分に出会うことができました。
日々の気づき

喜びは良い薬

心が沈んでいる時、体も疲れやすくなります。古代の言葉に「喜びのある心は良い薬のようなもの。悲しみのある心は骨までも衰えさせる」とあります。これは単なる比喩ではなく、心の状態が体全体を左右するということです。喜びは「見つけるもの」ではなく「選ぶもの」です。貧困の中でさえ、毎日、小さな喜びを選び取ったとき、私の人生は変わり始めました。
日々の気づき

思い煩いを手放す

朝目が覚めた時から心が重い、そんな毎日ではありませんか?古代の言葉に「何も心配してはいけません。むしろ、感謝をもって願いを伝えなさい。そうすればすべての考えを超えた平安が心を守るでしょう」とあります。心配しても未来は変わりません。大切なのは、その心配を「外に出す」こと。書く、話す、声に出す。その行為の後に、心は確実に軽くなるのです。
人生の転機

あなたも感じたことありませんか?

人生が揺らぐことがありますか?古代の物語に「岩の上に家を建てた人と砂の上に家を建てた人」の話があります。困難な時、それぞれの違いが明らかになります。給料や肩書きは砂です。失われる可能性があるからです。真の基礎は、自分の価値観、人を愛する心、正直に生きる選択。63歳で全てを失った私だからこそ、気がつきました。岩の上に家を建てることの大切さに。
日々の気づき

あなたも感じたことありませんか?

何かが足りない、人生が虚しい。給料も家族もあるのに、なぜか心は満たされない。古代の知恵の書には、人生を豊かにするために必要な「9つのもの」が書かれています。愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実さ、柔和、自制心。これらすべてが「お金では買えない」「心の選択によってだけ育つもの」です。本当の豊かさは、外部からではなく、自分の内側から生まれてくるのです。
日々の気づき

過ちを認める勇気

誰もが過ちをしたことがあります。でも、それを認めるのはどれだけ勇気がいることか。心に引っかかったまま、ずっと罪悪感を抱えていませんか?古代の言葉に「過ちを認めるなら、赦されて心がきよめられる」とあります。二千年前の言葉が今も示しているのは、過ちを認める勇気が、相手との関係だけでなく、自分自身の心を解放するということです。
人生の転機

心を新たにする

毎日が繰り返しの中で、「このままでいいのだろうか」と感じていませんか?ローマの古い言葉に「心を新たにすることによって、自分を変えなさい」という教えがあります。私は80本のタバコを吸う毎日から禁煙を選択し、やがて人生全体を変える決断へと進みました。世間の「当たり前」に従うだけではなく、自分の内側から声を聞く。人生は、いつでも変えられるのです。
信仰の歩み

あなたも感じたことありませんか?

自分の価値を、給料や肩書きで測ってしまったことはありませんか?63歳で仕事を失い、貧困の中で私が学んだのは、「あなたは、そのままで愛されている」ということです。二千年前の言葉が、現代を生きる私たちの心に、小さな光を灯します。完璧である必要はない。成功している必要もない。ただ「あなたである」という理由だけで、大切にされるべき存在なのです。
日々の気づき

不安な心を、静かにする方法

不安なニュースが毎日流れ、心が落ち着かない。古代の知恵の書に「いつも喜び、思い煩わず、感謝しなさい。そうすれば平安があなたを守ります」という言葉があります。朝目が覚めたら小さく喜ぶ。寝る前に良いことを三つ思い出す。小さな練習から始めませんか。
日々の気づき

疲れたあなたへ、休んでもいい

毎日仕事に追われ、「もう疲れた」と思っていませんか?古代の知恵の書に「疲れた人、重荷を負っている人は来なさい。休ませてあげます」という言葉があります。30分だけ何もしない時間をつくる。少しだけ重荷を降ろす。休むことは、必要なことです。