あなたも感じたことありませんか?
仕事をしていると、同じ立場から始まった同僚たちが、いつの間にか別の道を歩んでいることがあります。一人は昇進し、一人は転職に成功し、一人は独立してしまう。一見、才能や運の違いに見えます。
でも、よく見ると、その差は別のところにあるのです。
それは「毎日、ちょっとずつ」の積み重ね。朝、他の人より5分早く来て、机を整える。帰る前に、明日の準備をしておく。休みの日も、少しだけ勉強する。そうした目立たない努力を、ずっと続けている人と、続けていない人の差。
それは10年、20年で、大きな差になっていく。
でも多くの人は、その差に気づかないのです。
もし、そうだとしたら……
もし、「才能」や「運」ではなく、「毎日の小さな勤勉さ」が、人生を変える力を持っているとしたら?もし、あなたが今から、その「小さな勤勉さ」を始めたら、人生は変わるのでしょうか?
古い書物に、その答えが書かれています。
古い書物の言葉
『あなたが見たであろう、その職務に勤勉な人を。その人は王の前に立つことになる。庶民の前には立たないであろう。』(箴言22:29)
約3000年前の古代イスラエルで書かれた、短い一句です。でも、その中には、人生の真実が詰まっています。
「職務に勤勉な人」——自分の仕事に、丁寧に、着実に取り組む人。
その人は「王の前に立つ」——つまり、高い位置に立つようになる。
現代に置き換えれば、その業界の重要な人物になる。信頼を得て、責任のある仕事を任される。そういう状態のことです。
逆に「庶民の前に立つ」——そこそこの位置に留まる。普通の仕事をして、普通に生きていく。
勤勉さが、人生を分ける。古代も現代も、その法則は変わっていません。
ただし、ここで重要なのは、その勤勉さの「質」です。見栄のための勤勉さ。出世のための勤勉さ。そうした「目的のための」勤勉さではなく、「その仕事そのものを大切にする」勤勉さなのです。
今、できること
勤勉さを身につけるには、大きなことから始める必要はありません。むしろ、小さなことから。
あなたの仕事が何であれ。その仕事の中で、「毎日、ちょっとずつ」できることを探してください。
朝、5分早く来る。机の整理整頓をする。書類を丁寧に整理する。メールの返信を丁寧にする。そうした「小さなこと」の連続。
その小さなことを、毎日、毎週、毎月、毎年と続けていく。すると、その小さなことが、やがて大きな違いになっていく。
そして、その勤勉さは、周りの人に見えるようになります。「あの人は、いつも丁寧だな」「あの人は信頼できるな」——そうした評判が広がっていく。
その時、「王の前に立つ」という現象が起き始めるのです。
私の経験から
わたしは、24歳で初めて仕事に就きました。炭砿での仕事は、決して楽ではありませんでした。でも、その時代には、「仕事に勤勉であること」が当たり前でした。
朝は誰より早く来て、準備をする。夜も、次の日の準備を整えてから帰る。そうした日々の積み重ねが、やがて、周りからの信頼につながっていきました。
その後、様々な職に就きましたが、どこでも同じことが起こりました。勤勉さは、報われるのです。
ただし——ここが大切なのですが。勤勉さを続けるためには「その仕事を愛すること」が必要です。出世や金銭のためだけの勤勉さは、いつか疲れます。でも「自分の仕事を大切にする」という心からの勤勉さは、いくつになっても続けられるのです。
わたしは今、81歳ですが、今でも、Web制作の仕事に勤勉でありたいと思っています。
あなたへの願い
あなたの人生を変えるのは、大きな出来事ではなく、小さな毎日の積み重ねです。
毎日の、小さな勤勉さ。それを続けてください。
今日、考えてみてください
あなたの仕事の中で、「毎日、ちょっとずつ」できることは何ですか?そしてあなたは、それを続ける覚悟がありますか?


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