本当に大切なものを、一番に置く勇気

日々の気づき

何を優先するか

毎日、何かに追われていませんか?

仕事、家族、お金、健康。わたしたちの人生には、たくさんの「やらなければならないこと」があります。朝起きてから夜寝るまで、次から次へとタスクが押し寄せてきます。やっと一つ終わったと思ったら、また次のことが待っている。

そんな毎日の中で、ふと立ち止まったとき、こんな疑問が浮かんでくることはありませんか。

「わたしは、本当に大切なことを大切にしているだろうか?」

忙しさの中で、何かを優先しているつもりでも、実は目の前のことに流されているだけかもしれない。本当にやりたいことを後回しにして、いつか、いつか、と言いながら、時間だけが過ぎていく。気がつくと、人生の大半が過ぎてしまっている。

そんな感覚を、あなたも持ったことがあるのではないでしょうか。


もし、人生で一番大切なことを最優先にできるとしたら、どうでしょうか。

あなたは、何を一番大切にしたいですか?


古い書物の言葉に、こんなことが書かれています。

「まず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。」

この言葉は、新約聖書のマタイという書物に記されています。書かれた当時、人々は日々の生活に追われていました。食べ物、着る物、住む場所。それらを手に入れるために働き、不安を感じながら生きていました。

そんな人々に、イエスという人物はこう語りました。「まず、本当に大切なものを求めなさい」と。

「神の国」という言葉は、現代の日本人にはなじみがないかもしれません。でも、この言葉が意味しているのは、「目に見えないけれど、本当に価値のあるもの」ということです。

12月15日の記事「生まれ変わりの希望」でも、同じように「新しく生まれる」という

目に見えない変化について書きましたが、聖書の言葉は常に、

外側の変化よりも内側の変化を大切にしています。

わたしたちは、目に見えるものを優先しがちです。お金、地位、評判。それらは確かに大切です。でも、それだけを追いかけていると、いつまでも満たされないのです。もっと欲しい、もっと必要だ、と思いながら、一生が終わってしまいます。

古い書物は言います。「まず、本当に大切なものを求めなさい。そうすれば、必要なものは与えられる」と。

これは、仕事をやめろ、お金を追うな、という意味ではありません。優先順位を変えてみなさい、という提案なのです。目に見えるものよりも、目に見えないものを優先する。人間関係、誠実さ、優しさ、思いやり。そうしたものを大切にしながら生きると、不思議なことに、必要なものは自然と与えられていくのです。


では、本当に大切なものを優先するために、今、できることは何でしょうか。

まず、一日の始まりに、「今日、何を一番大切にしたいか」を考える時間を持ってみてください。

それは大きなことでなくても構いません。「今日は、家族に優しくしよう」「今日は、同僚の話をよく聞こう」「今日は、誰かに感謝を伝えよう」。そんな小さな決意で十分です。

次に、忙しさの中で、立ち止まる時間を持ってください。

一日の中で、5分でも10分でも、何もせずに静かに座る時間。その時間に、自分が本当に求めているものを考えてみる。お金や地位ではなく、心の平安、誰かとのつながり、生きる意味。そうしたものに目を向けてみる。

そして、優先順位を変える勇気を持ってください。

今までは仕事を優先していたけれど、今日は家族との時間を優先する。今までは自分のことばかり考えていたけれど、今日は誰かのために時間を使う。そんな小さな変化が、やがてあなたの人生全体を変えていくのです。

12月16日の「感謝の力」という記事でも書きましたが、
小さな習慣の積み重ねが人生を大きく変えていきます。
優先順位を変えることも、毎日の小さな選択から始まるのです。


わたし自身、63歳でうつ病になるまで、間違った優先順位で生きていました。お金、仕事、社会的な評価。それらを最優先にして、家族や自分の心を後回しにしていました。

その結果、わたしは大切なものを失いました。健康、仕事、そして心の平安。すべてを失って初めて、わたしは気づいたのです。本当に大切なものは何だったのか、と。

この貧困と病の経験については、過去の記事でも何度か触れていますが「やり直しは何時でも出来る」、その苦しみの中で初めて、

目に見えないものの価値に気づくことができたのです。

67歳のとき、わたしは人生の優先順位を変えました。目に見えるものよりも、目に見えないものを大切にする。お金よりも、人とのつながり。評価よりも、誠実さ。そう決めたとき、不思議なことに、必要なものは与えられていきました。

貧困の中でも、支えてくれる人がいました。仕事がなくても、やるべきことが見つかりました。評価されなくても、心の平安がありました。

81歳になった今、わたしは確信しています。本当に大切なものを優先すれば、必要なものは与えられる。古い書物の言葉は、真実だったのです。


あなたも、人生の優先順位を見直してみませんか。

今日から、本当に大切なものを一番に置いてみる。その小さな決断が、あなたの人生を大きく変えていくでしょう。必要なものは、必ず与えられます。

心から、応援しています。


今日、あなたが一番大切にしたいことは何ですか?その一つのことを、今日、実践してみてください。

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