あなたも感じたことありませんか?
人生は時に、想像もしない転機を迎えます。
ある日まで、それなりに安定していた生活が、突然、崩れ落ちる。仕事を失い、家を失い、頼りになる人も失ってしまう。そして自分は、世界に一人ぼっちになったような気がする。
そんな中で、「これからどうやって生きていくのか」と、暗い夜に一人考える。
もう祝福なんて、自分には関係ないのではないか。自分のような人間に、幸せは訪れないのではないか。
そう思ってしまう時があるのです。
でも、古い書物に、そのような状況から救われた一人の女性の物語が書かれています。
もし、そうだとしたら……
もし、貧困や失意の中にいても、人生が再び祝福に向かう可能性があるとしたら?もし、あなたが今、どん底にいるなら、その場所から上を見上げる勇気があるでしょうか?
では、古い書物に、その答えが書かれています。
古い書物の言葉
『ナオミはその報いの日に、彼女の嫁ルツが共にいることを知った。』(ルツ4:14)
約3000年前、イスラエルの時代。飢饉の中、ナオミという女性がいました。夫が死に、息子たちも死んでしまいます。彼女は絶望の底に落ちました。
その時、彼女の嫁ルツが、一緒にいてくれました。ルツも、同じように失意の中にいました。しかし、ルツは、落ち込むナオミを置いて去ることはしなかったのです。
毎日、朝早く畑に行き、落ち穂を拾い集め、必死に働きました。食べるものを稼ぎました。
そうして、二人で支え合いながら、暗い日々を過ごしていました。
やがて、その誠実さ、その勤勉さ、その優しさが、誰かの目に止まります。ボアズという男性が、ルツの働きぶりを見て、彼女を妻として迎え入れます。
そこから、物語は一変します。
ルツは、やがて王ダビデの先祖になるオベデを産みます。言い換えれば、彼女の子孫から、やがてイスラエルの王が出てくるのです。
貧困と失意から始まった彼女の人生が、やがて、最も高い祝福へと導かれていくのです。
今、できること
ルツの物語が教えてくれること。それは、「今の状況がすべてではない」ということです。
彼女は、自分の貧困に絶望してもおかしくありませんでした。しかし、彼女は、毎日、畑に行き、必死に働きました。完璧ではなくても、できることをした。
その小さな行動が、周りの人の心を動かしました。その結果、やがて、思いもよらない祝福へと導かれていったのです。
もし、あなたが今、困難の中にいるなら。その困難の中で、「できること」を探してください。
それは、仕事を探すことかもしれません。誰かの役に立つことかもしれません。小さなことでいい。毎日、その小さなことをする。
その時、周りに、助けてくれる人が現れるかもしれません。あなたが思いもよらない形で、祝福が訪れるかもしれません。
私の経験から
わたし自身も、63歳でうつ病になり、すべてを失いました。仕事も、安定した生活も、希望も。
食費月1万円の貧困の中で、「自分の人生は終わったのではないか」と思いました。
しかし、その中でも、わたしはできることをしていました。朝日を見る。近所の散歩をする。誰かの役に立つことがないか考える。
そうして、67歳の時に、人生が変わりました。教会に行く機会を得て、神学校に入り、人生の後半が祝福に満ちたものへと変わったのです。
今、81歳になったわたしが、Web制作の仕事ができるのは、あの貧困の時代に「できることをした」からではないかと思うのです。
困難の中にあっても、希望を持つこと。そして、小さな行動を続けることの大切さ。だからこそ、ルツの物語は教えてくれるのです。
あなたへの願い
もし、あなたが今、暗い状況の中にいるなら。
あきらめないでください。
その状況は、終わりではなく、新しい始まりかもしれません。ルツのように、その中でできることを、小さなことでもいいから、続けてください。
そして、祝福は、思いもよらない形で、訪れるかもしれません。
今日、考えてみてください
あなたは今、どん底にいるでしょうか。もしそうなら、その中で「できること」は何ですか?そしてあなたは、そこから何を学ぶことができるでしょうか?


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