あなたも感じたことありませんか?
不安なニュースが、毎日流れてくる。経済、健康、将来。
考えれば考えるほど、心が落ち着かない。「このままで、大丈夫だろうか」
夜、眠れないこともある。喜びも、平安も、遠くにあるような気がする。
もし、そうだとしたら…
なぜ、私たちは、こんなにも不安になるのでしょうか。
心を静かにする方法は、あるのでしょうか。
古い書物の言葉
古代の知恵の書に、こんな言葉があります。
「いつも喜んでいなさい。何も思い煩わないで、感謝をもって祈りなさい。そうすれば、神の平安が、あなたがたの心を守ります」(ピリピ人への手紙4章4-7節)
この言葉には、三つの知恵が語られています。
喜び: 状況に関係なく、「生かされている」という感謝から来る喜び。今日、目が覚めた。今日、呼吸ができる。そんな小さなことに、喜びを見つける。
思い煩わない: コントロールできないことを、コントロールしようとしない。できることをしたら、あとは、手放す。
感謝: 今あるものに目を向けること。不安は、ないものに目を向けます。でも、感謝は、あるものに目を向けます。
そして、約束しています。「そうすれば、神の平安が、あなたがたの心を守ります」と。
今、できること
小さな一歩から、始めてみませんか。
朝、目が覚めたら、「今日も生きている」と、小さく喜んでみる。
不安なことを考え始めたら、「今、できることは何か」と問いかけ、それ以外は手放す。
夜、寝る前に、今日あった良いことを三つ、思い出してみる。
私の経験から
私も63歳でうつ病になった時、不安でいっぱいでした。
でも、少しずつ、小さなことに喜びを見つけることを学びました。朝、目が覚めること。ご飯が食べられること。
不安は、なくなりません。でも、不安の中でも、喜びと感謝を見つけることはできる。
あなたへの願い
あなたの心に、小さな喜びが見つかりますように。
あなたの心に、静かな平安が訪れますように。
今日、考えてみてください
今日あった、小さな良いことを、三つ思い出せますか?


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